お葬式にビジネススーツで参列していいの?押さえたい3つの服装マナー

  • お葬式にビジネススーツはあり?
  • 黒色のビジネススーツなら問題ない?
  • お葬式は喪服じゃないとダメなの?

男性が仕事帰りにお葬式に参列する際の服装についてわかる記事になってます!

私はご葬儀・法事に関連するお仕事に5年以上従事しており、お葬式の服装マナーについて日々情報発信しています。

前半の記事では、お葬式の服装としてビジネススーツがダメな理由についてまとめました。

後半の記事では、押さえておきたいお葬式の服装マナーについて詳しく解説します。

この記事を読み終えることで、男性が仕事帰りにお葬式に参列する際のふさわしい服装が確認できます。

お葬式にビジネススーツで参列していいの?

お葬式にビジネススーツで参列していいのか。

この結論は、ノーです。

葬儀・告別式に参列する時は、一般弔問客の男性は準喪服のブラックスーツを着用するのがマナーだからです。喪服は、黒色の濃さや生地の質感が違います

実際に、ビジネススーツは黒色が薄く光沢もあるため他の参列者と並ぶと目立ちます。

最近のお葬式では、ビジネススーツがダメな理由をまとめました。

  • 社会人として、その場にふさわしい服装を心がける必要がある
  • 葬儀会場を予約するため、以前より訃報が届いてから日数に余裕がある
  • 喪服レンタルサービスの普及で用意しやすくなった

以下の記事を読んでください。

社会人として、その場にふさわしい服装を心がける必要がある

お葬式にビジネススーツを着用して参列すると、遺族や他の参列者から評価を落としてしまいます。

なぜなら、社会人として、その場にふさわしい服装を心がける必要があるからです。

喪服には、ご存じかもしれませんが亡くなった方やご遺族が「喪に服す」意味が込められています。また一般参列者は、故人やご遺族へ亡くなったことを悲しむ気持ちを服装で表すために、その場にふさわしい格好をする必要があります。

昔はご遺族の服装であった喪服ですが、最近は弔問する際の服装として喪服を着るようなり区別がなくなっています。

葬式の服装=喪服

という考えが一般的になっていますので、社会人として用意するのがマナーです。

訃報が届いてから日数に余裕がある

最近は、お葬式は葬儀会場で行うのが一般的になっています。以前よりも訃報が届いてからお葬式を行う日にちに余裕があります。

なぜなら、昔は自宅でお通夜・葬儀・告別式を行っていたため、喪服を用意する時間がありませんでしたが、最近は、葬儀会場でお葬式を行うことが一般的となり予約の兼ね合いから4~5日程度かかると言われています。

ポイント高齢化社会を迎える日本にとって、葬儀会場や火葬場の空きが少ないこと、火葬待ちが深刻な問題になっています。火葬炉の数や火葬時間は決まっており、友引の前後は火葬を避ける方が多いためです。今後、年間死亡者数の増加することから、訃報が届いてから葬儀を行うまでの日数はさらに伸びることも考えられます。

実際に、喪服を用意できる日にちに余裕があるにもかかわらず、ご遺族にとって大切な日にビジネススーツを着用していくと不快に感じる方もいるのではないかと思います。

最近では、必要なものを必要な時に用意する喪服レンタルサービスを利用する方が増えています。

喪服レンタルサービスの普及で用意しやすくなった

仕事帰りにお葬式に参列する場合においても喪服を着用すべきです。大切なのは、「妥協」よりも「社会人としてふさわしい服装」をしているかです。

そのため、ディスカウントストアのドン・キホーテ、ファッション衣料品店のしまむらやユニクロで妥協して、黒いジャケット、黒いネクタイや白無地のワイシャツを買うこともおすすめしません。

実際に、妥協せずに社会人としてふさわしい服装をする方法として喪服レンタルが注目されています。

以下の記事を見てください。

喪服レンタルを利用すると、小物を含む一式全てレンタルしても1万円以下で用意することが可能です。

普段の仕事でビジネススーツを着用している方も、利用する価値がありそうです。

喪服レンタルを利用すれば、コスパがいいだけではありません。クリーニング代や保管の手間も省けて助かります。

数年後、クローゼットの中に収納していた喪服を着用してみると、、、

体型が変化して着ることができなくなってしまった。

ジャケットやズボンが虫食いで着ることができない。

このような悩みを抱えてしまう男性も多いです。

また、喪服にもある程度流行があるためレンタルしたほうが安心という考えもあります。

礼服・喪服レンタルサービスを提供している相羽さんのポストを確認してみると、、、

「何年ぶりに会うからいい自分を!」

というキャッチフレーズが魅力的に感じました。

実際にホームページを確認してみると、「これでいいか・・・」から「これがいい!」というアパレル業界に長く携わっているスタッフしかできないサービスであることがわかります。

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お葬式で押さえたい3つの服装マナー

男性がお葬式に着用する喪服とはどのようなものか、服装マナーの3つポイントをご紹介します。

ジャケット・ズボン

最近の喪服のジャケットは、スーツの形と同じといっても過言ではありません。

スタイリッシュなシングルが主流になっています。

生地の色は、ビジネススーツとは違い染色加工した濃い黒色をしています。

喪服のズボンは、ビジネススーツのズボンと同じようにタックが入っていても問題ありません。

ズボンをずらして穿くなど、だらしない恰好にならないように注意しましょう。

ワイシャツ

喪服用のワイシャツは、白無地で一般的なレギュラーカラーをおすすめします。

ビジネススーツのシャツとは違い生地に柄が入ったり、衿部分はボタンダウンでカジュアルなものは避けましょう。

シューズ

喪服に合わせるシューズは、ストレートチップの革靴がおすすめです。

普段仕事で、先端がつるっとした特徴的なプレーントゥやU字型に縫い合わせたUチップの革靴を履いている方は、ストレートチップでなければいけないということはありませんので安心してください。

ただ、カジュアル度が高くなる先端にデザインが施されたウィングチップや靴紐がないモンクストラップの革靴は避けた方がいいでしょう。金具や装飾が目立つデザインの革靴もおすすめしません。

まとめ

今回は、お葬式にビジネススーツで参列していいのか、押さえたい3つの服装マナーについて解説しました。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

  • 仕事帰りでも喪服を着用するのがマナー
  • その場にふさわしい服装を心がける必要がある
  • 喪服レンタルを利用するだけで、何年ぶりに会うからいい自分を演出できる

お葬式の服装選びで大切なのは、ビジネススーツで「妥協」するよりも「社会人としてふさわしい服装」をすることが大切です。仕事帰りでも喪服レンタルを利用して自分を演出してみてはいかがでしょうか。

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