- 男性のお通夜の服装は?
- 秋から冬の服装マナーを知りたい
- 黒いコートがなくても大丈夫?
秋から冬にかけて、男性はお通夜に参列する際にどんな服装をすればいいのか悩んでいませんか?
晩秋から冬は、朝晩の冷え込みがあるため喪服のみで参列することは難しいことがあります。
実は、この記事で紹介する「男性のお通夜の服装マナー」について確認すれば、黒いコートがない場合について確認することができます。
実際に私は5年以上ご葬儀・法事に関連するお仕事に従事しており、葬儀の服装についても熟知しています。
この記事を読み終えると、今後、男性のお通夜の服装について迷うことなくご遺族様に不快な印象を与えることがありません。
お葬式だけでなくお通夜の時も、服装には十分に気を使う必要があります。ぜひ参考にしてください。
男性のお通夜の服装は?
お通夜では、親族や近所の方とお会いする機会があるため喪服を着用し身だしなみにも十分気をつける必要があります。
一般的にお通夜では、不幸があった時に駆けつけるという意味もあるため平服でもよいという考えもあります・
しかし、最近はお通夜も葬儀会場で行うことから日程調整の関係である程度日にちに余裕があるので喪服を用意したほうがいいです。
男性のお通夜の服装マナーやルールは10年前とは別と考えた方がいいかもしれませんね。どうしても喪服を用意できない場合には、すぐに駆け付けたことをご遺族に伝えることとTPO(時、場所、場合)に応じて服装を選ぶことが大切です。
男性の服装マナー
まず初めに男性のお通夜の服装マナーについて確認しましょう。
先程もお伝えした通り喪服にもある程度流行りがあり、10年前と今とでは全く別物であることを理解しておけば、型が古くてカッコ悪い恰好をせずに済みます。
何十年も前では喪服の定番であった「ダブルのジャケットに漆黒であるほどフォーマル」は古臭いになってしまうので注意しましょう。
- 喪服
- ワイシャツ
- ネクタイ
- ベルト
- ソックス
- シューズ
一つずつ詳しく解説します。
喪服
最近は、お通夜でも喪服を着用する方が増えています。
昔と違い喪服の形は、ビジネスで着る黒のスーツと同じなのでお通夜でも違和感はありません。
生地の色は、染色加工をした濃い黒色をしているのでビジネススーツで代用はNGです。
喪服のジャケットは、ダブルもシングルでもよいですがスタイリッシュなかたちのシングルが一般的です。
喪服は、サイズ感がとても重要です。体型よりも小さいと貧祖に見えますし、大きいとだらしなく見えます。普段愛用している着心地のいいスーツのサイズを確認するか。若しくは身長とウエストからサイズを確認することをおすすめします。
ワイシャツ
ワイシャツに流行はありません。
白無地で折柄のないブロードクロスの生地がもっともフォーマルです。
ワイシャツは、襟の形で印象が大きく変わります。弔事の場合は、一般的なレギュラーカラーがおすすめです。
また、襟部分がボタンダウンだとカジュアルになるので避けましょう。
ネクタイ
お通夜もお葬式も黒い無地のネクタイを締めます。
フォーマルな印象に見せるなら生地に厚みのあるネクタイを選ぶのもよいでしょう。
ベルト
ベルトも黒色にします。
ベルトのバックルのデザインはなるべくシンプルなものにするのがポイントです。また装飾がない方が望ましいです。
ソックス
ソックスも黒いがNGです。
アンクル丈やショートソックスなどくるぶしが見えてしまう靴下は避けましょう。
生地が薄く折柄のないデザインがフォーマルです。
シューズ
紐タイプでデザインは内羽式でストレートチップのシューズを履きます。
お通夜もお葬式も金具のついたシューズはふさわしくありません。
以前は、本革の靴は死を連想することから避けられていました。最近は、本革もOKとされています。歩きやすい合皮のシューズもおすすめです。
秋から冬は、コートで寒さ対策する
季節に関わらず、冠婚葬祭のマナーを抑えた服装をするように心掛けましょう。
秋から冬は、喪服だけでは寒いと感じることもあり、黒いコートを用いることもあります。
喪服の上に羽織るコートは、なるべくシンプルなデザインのものを選びましょう。
装飾品がついているとカジュアルなイメージになってしまいます。
男性がお通夜の時に黒いコートがない場合どうしたらいいの?
突然の訃報で、お通夜用のコートが用意できないこともあります。
そのような時は、黒いコートの代わりに黒や濃紺のジャケットを羽織っても問題ありません。
お通夜では、カジュアルすぎるものを避けるのがマナーです。なるべくシンプルなものを着用しましょう。
黒いコートやジャケットが用意できないときは、ダウンジャケットを検討される男性もいますが、動物の羽毛は殺生をイメージさせるため避けた方がいいと言われています。
シューズが本革でも合皮でもよいという考えに変わってきたことからわかるように、ダウンジャケットを気にしない方もいます。参列者の中には不快に感じる方もいるので十分配慮することおすすめします。
冬の男性のお通夜は、喪服レンタルがおすすめ
近々に喪服が必要になりそうでパパのを新調したけど男性の喪服って高いねぇ💦
— ちぇ (@chie_you_taka) September 14, 2024
最近は夏冬別々らしい🥹
これ以上太らないようにしないとね(笑) pic.twitter.com/LYm7CfWkxc
旦那が喪服持ってないからフォーマルスーツ見にいったんだけど、中々お値段するんですね
— maki (@makingmaki89) September 9, 2024
晩秋から冬のお通夜は、朝晩の冷え込みや日中も肌寒い日があります。
冬の寒い日には、オールシーズンフォーマルスーツ着用して黒いコートを羽織るようにしましょう。
お通夜には、喪服の他に白無地のワイシャツや黒いネクタイ、ソックスにシューズも用意する必要もあります。
そのため黒いコート以外に喪服や小物など用意しなければいけないことがたくさんあるため、喪服レンタルの利用を検討してください。
実際に私が冬のお通夜に参列する際に喪服レンタルしたお店をご紹介します。
急な訃報で喪服が必要になった時に、どのサービスで用意すればいいかわからないです。 そんな急ぎでも間に合う喪服を用意する方法やおすすめのレンタルのお店について紹介します。 喪服が急に必要になった。どこで用意すればいいの?当日レン[…]
なるべく安く喪服レンタルしたいカッコいい喪服をレンタルしたいおすすめの喪服レンタルを知りたい と疑問を抱えている悩みを解決できる記事となっています! なぜなら、これからご紹介する「アパレル業界運営の喪服レンタル」を利用[…]
まとめ
今回は、冬のお通夜に参列する際の服装マナーと黒いコートがないときの対処法について解説しました。
冬は、朝晩の冷え込みと日中が寒いと感じる日があるため黒いコートを用意しましょう。なるべくシンプルなデザインがおすすめです。
冬のお通夜では、日中の寒暖差と葬儀場内の空調で体調を崩しやすいので十分気をつけましょう。
コートを羽織る時は、無地の黒色がおすすめです。
葬儀会場に着いたら受付でクロークに預けましょう。
どうしても、黒色のコートが用意できない場合は、黒や濃紺のジャケットを羽織っても問題ありません。
寒い日は、夏用フォーマルスーツしか持っていない方は寒さ対策が万全とは言えません。その日の気温に合わせて喪服レンタルもご検討ください。