一回忌は何の法要、いつやるの?一周忌との違いと服装マナーを解説!

この記事で解決できる悩み
  • 一回忌は何の法要?
  • 一回忌はいつやるの?
  • 一周忌との違いは?

こんな悩みを解決できます!

5年以上、法事・法要のお仕事に携わっている私が解説します。

私は、5年間セレモニースタッフをしてきたことで、今では「葬儀後の法事や法要はいつ何をするのか」判断できるようになりました。

実際に、先日のお盆で親族が集まった時、先祖の法事や法要の時期について相談する機会がありました。「一回忌は何の法要?」この質問の回答に、一回忌は故人の命日だからお葬式のことだと伝えることができました。

結論として、一回忌の法要は、「お通夜」「葬儀・告別式」「火葬」をまとめたお葬式のこと。とは言えお葬式を一回忌と呼ぶことはほとんどないので注意が必要です。

そのうえで一回忌と一周忌との違い、一周忌の法要の流れと服装マナーについて解説します。

一回忌は、いつやるの?何の法要?

先ほどもご紹介したように、一回忌は「お通夜」「葬儀・告別式」「火葬」をまとめたお葬式のこと。

結論として、一回忌はお葬式のこと意味します。

一回忌とよく耳にする一周忌を混同してしまう方が多いのですが、それぞれの意味に明確な違いがあります。

一般的にお葬式のことを一回忌と呼ぶことはありません。一回忌は、正しい言葉ではあるけど、お葬式に弔問客として参列した際に一回忌という言葉を使うことは避けた方がよいでしょう。

一回忌と一周忌は、丸一年の違いがある

「一回忌と一周忌の違い」についてしっかりと確認しておきましょう。

  • 一回忌:故人の命日にあたるお葬式
  • 一周忌:故人の命日から一年目にあたる法要

お盆やお彼岸など親族が集まる際に、故人の一年目の命日にあたる法要のことを一回忌と間違えるが多くいます。同じ「一」がついている法要なので混同しやすいですが、社会人として恥ずかしいだけでなく故人の親族に不快な想いを与えるため注意が必要です。

一周忌の法要とは

こちらで一回忌法要と混同しがちな一周忌法要について解説します。

一周忌の法要は、故人の一年目の命日に行う法要のこと。

法要を行う日にちは、故人の一年目の命日までに行うのがマナーです。最近は、参列者の都合に合わせて故人の命日付近の土日に行いのが一般的です。

なお一周忌までは、喪中になるため新年のお祝いや結婚式などは控えます。喪に服す期間が終わる一周忌の法要は、親族や故人と親しかった友人や知人を招き法要を行います。

一周忌の法要に誰を招くか

一周忌は、喪中が明けることから大きな意味のある法要です。

とは言え、一周忌に招く方にルールや決まりはありません。家族や親族の意向を尊重して決めるのがよいでしょう。最近は、少子化や家族のつながりの希薄化により規模が縮小傾向にありますが大切な法要の一つなのでなるべく多くの方に参列してもらうのがよいという考えもあります。

一周忌の法要の流れ

一周忌の法要の流れをまとめました。

当日の流れを確認して何時までにどのようなことをすべきか把握しましょう。

  1. 喪主の挨拶
  2. 僧侶の入場
  3. 僧侶の読経
  4. 弔問客のお焼香
  5. 僧侶の法話

一周忌の法要が終われば、親族や参列者とお墓参りをします。その後、会食をする流れになります。

一周忌の法要の服装

一周忌の法要は、厳粛な空気の中で行うためフォーマルな装いをする必要があります。

こちらでは、服装マナーや持ち物などについてご紹介します。

喪主や親族の服装マナー

喪主や親族などのご遺族は、喪服を着用するのがマナーです。

一周忌の法要が終わった後の会食中に、喪主の挨拶があるためフォーマルな装いをする必要があるためです。

男性は、染色加工をした濃い黒色のスーツを着用します。白無地のワイシャツに黒色のネクタイを締めます。ベルト・ソックス・シューズともに黒色で統一します。

喪主や親族は、喪服の他に「遺影・本位牌・お布施・お供え物」の用意が必要です。前もって準備をして当日慌てないようにしましょう。本位牌は、黒の漆塗りのものになります。葬儀で渡される仮位牌(白木のもの)と混同しないようにしてください。

参列者の参列マナー

参列者の服装は、略喪服でよいと言われています。

ただ最近は、喪服のかたちがビジネススーツと同じであるため喪主や親族と同じ服装をすることが多いです。

一周忌の案内に「平服でお越しください。」と記載されていたら黒以外の濃紺・グレーなどのダークスーツでも構いません。

ダークスーツを着用する場合には、喪服よりもカジュアルに見えてしまいがちなので身だしなみやサイズ感まで気をつけるようにしましょう。

一周忌の服装の準備が大変な時は、喪服レンタルしよう!

一周忌は、喪中明けになるためとても大切な法要です。

喪主や親族は、一周忌の準備でバタバタして忙しいことも。

参列者も喪主や親族のほか多くの方とお会いするためフォーマルな装いが求められます。

とは言え、喪服と白無地のワイシャツ、黒いネクタイ、シューズと小物まで用意するのはとても大変ですよね。。。

最近は、スマホさえあれば喪服レンタルのお店を利用することが可能のため一周忌の服装の準備が大変な時は、喪服レンタルを利用する方が増えています。

以下に、実際私が利用した喪服レンタルのお店をご紹介します。アパレル業界のスタッフが運営している喪服レンタルのお店のため「これがいい!」と思える商品が揃っています。

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まとめ

今回の一回忌と一周忌の違いや一周忌の流れと服装マナーについて解説しました。

一回忌は、お葬式のことであり言葉では呼ぶことはないので注意が必要です

最後にもう一度内容を確認しましょう。

    • 一回忌:故人の命日にあたるお葬式
    • 一周忌:故人の命日から一年目にあたる法要
    • 一周忌は、喪中明けなのでフォーマルな装いをするべき

一周忌の法要で大切なのは、「当日の流れ」を把握して慌てないように行動することです。「便利な喪服レンタルの利用もおすすめです。ぜひ参考にしてください。

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