形式にとらわれない自由な葬儀が行える家族葬やお通夜や告別式がない直葬を選ぶ方が増えています。
葬儀の後の法事は、親族や親しい友人のみの場合もあり「喪服はいらない」と考える方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、最近の法事の服装を元に喪服の必要性について紹介します。
喪服いらない!?
喪服は、お通夜やお葬式などの弔事で着る服装で、ご家族や遺族は「喪に服している」意味があり、ほかの参列者は、故人を慎み冥福を祈る意味がありますが、最近は略礼服のブラックスーツを着用する方がいます。
この理由は、近親者のみの家族葬やお通夜、お葬式を省略し、火葬のみ行う直葬など金額的に負担の少ない葬儀が増えているからです。
参列者の中には法事であれば「喪服はいらない。」ユニクロやしまむらの黒い服装なら少しカジュアルでも大丈夫なのでは!?考える方もいます。
実際に葬儀の後の法事・法要に参列する時は「喪服はいらない」のでしょうか?
どのような服装でもいいわけではありません。
一般的に三回忌までは、遺族や親族は準喪服を着用しますが一般参列者は略喪服でも構いません。
七回忌は、遺族や親族、一般参列者も略喪服でも問題ないとされています。
法事・法要に参列する時は、立場によってふさわしい服装をするのが大切です。
喪服の種類と法事のスタイル別に適した服装を紹介します。
喪服いらないと思う理由
法事に参列する時は「喪服いらない」と思う理由はたくさんあります。
数日前にネットショップで喪服を買ったら、ウェブ広告が喪服だらけ。
— takako@美Hacksのなかのひと (@akoakoty) March 4, 2021
もう買ったからいいよ……。
そんなに喪服いらない……。
ネットで喪服について調べて購入すると、、、必要以上にウェブ広告が表示されてしまう。そんなストレスもありますね。
だれかー!9号の喪服いらない?9号だけど162cm56kgまでは普通に入る。買ったのは52kgくらいの時だから、それくらいがベストなのかな。着払いで良いなら0円で譲ります。 pic.twitter.com/Rz6Mn5unQw
— mori (@mo_ri_) January 29, 2023
社会人になった時に喪服を購入した方は、体系が変化してしまい着用することができないことも。。
誰も喪服いらないって言うから泣く泣く処分。11号のボレロとロングワンピで、結構気に入ってたのにデブって着れなくなった
— 独女の朋🥟ガワマスター (@Debulicious) February 13, 2013
必要な時にサイズのあった喪服を用意したいですね。
葬式じゃなくてお別れ会だから
— ₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎うさみちゃん(5さい) (@_streetGothic_) January 19, 2018
喪服いらないのに、、、
って言われたんだけど
今更そんなこと言われても困る
4万お支払い済みよ?
喪服を購入するのは、お金がかかるしレンタルでよさそうです。
Xのポストを確認してみると、様々な立場の方が喪服は必要だけど購入する必要はないと感じました。
喪服の種類
喪服はいらないと感じていても、一般的に喪服を着用するのがマナーです。
ここでは、喪服の種類について解説します。
正喪服:喪主や遺族のほか親しい親族が着用する服装。
男性の洋装はモーニングスーツ。和装は、五つ紋付き羽織袴を着用します。
準喪服:最近は、 喪主や親族も着用することが多い。参列者などの立場に関係なく着用する服装。
男性の洋装は、濃染加工をした濃い黒で光沢のない生地を使ったブラックスーツ。
略喪服:一般参列者の服装。平服でお越しください。と案内されない限り準喪服が好ましい。
男性は、黒や濃紺など地味で目立たないダークスーツやブラックスーツを着用します。
家族葬後の法事の服装
身内や親しい方のみの家族葬でも喪服を着用します。
家族葬を行った遺族の法事に参列する時は、準喪服を着用します。
直葬をした遺族の法事の服装
お通夜・葬儀・告別式を省略した直葬では、火葬のみなので喪服いらない。その後の法事も略喪服でいい。という声をよく聞きますが、法事の服装マナー通りどのような服装でもいいわけではありません。
一般的に三回忌までは、遺族や親族は準喪服を着用しますが一般参列者は略喪服でも構いません。七回忌以降は、遺族や親族、一般参列者も略喪服でも問題ないとされています。
そのため、直葬を選んだ遺族の法事に参列する場合も平服は避けた方がいいでしょう。
喪服を用意できない時の服装
法事に参列する場合も、仕事の都合などで喪服が用意できないことがあります。
例えば、「紳士服専門店の営業日や時間が合わなかった。」「クローゼットの中に収納していた喪服がサイズが合わず着れない。」など。
このように喪服がすぐに用意できない時には体系の近い親戚や友人に相談して借りるか、レンタルを利用するのがおすすめです。
まとめ
家族葬や直葬を行った遺族の法事に参列する場合でも、喪服を着用するのがマナーです。
遺族や親族の同意が得られれば「喪服いらない」かもしれませんが、葬儀会場ではほかの法事も行っているからです。
また喪服は、ご家族や遺族は「喪に服している」意味があり、ほかの参列者は、故人を慎み冥福を祈る意味があります。
故人を偲ぶ法事やお別れの会においても、平服で目立たない地味な服装よりフォーマルな装いをしたいですね。
様々なご事情で「喪服いらない」と考えている方は、出費を抑えることができるレンタルもご検討ください。
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