新盆の意味は?準備するものと服装マナー

  • 2024年8月4日
  • 2024年8月7日
  • お盆
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  • 新盆の意味は?
  • 新盆の服装は?
  • 新盆で準備するものは?

新盆は、故人が亡くなられてから初めて迎えるお盆のため、丁寧に対応する必要があります。

そんな新盆で準備するものやまたどんな服装をすればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

実は、この記事で紹介する「新盆の意味」について確認すれば、新盆に必要なもの服装マナーがについて確認することができます。

こちらの記事では、新盆を行うために必要な基礎知識を解説します。

この記事を読み終えると、今後、男性の新盆の準備方法と服装について理解できるだけでなく、お寺と良好な関係を築きご先祖様の供養をすることができます。

新盆とは

新盆とは、「にいぼん」、「はつぼん」と読みます。

四十九日の忌明け後に迎える初めてのお盆を意味します。

このため故人が亡くなられて四十九日前にお盆を迎える場合には、翌年に新盆を行います。


先ほどもお伝えしたように、新盆は故人が亡くなられてから初めて迎えるお盆のため家族と親族だけでなく故人と関りのあった友人や知人をお招きして丁寧に行う必要があります。

昔は自宅で新盆を行うのが一般的でしたが、生活スタイルの変化から法要後の会食の準備が難しくなったためお寺や葬儀会場で行うこともあります。

お寺や宗派の考え方の違いやご先祖の様の年忌法要の時期から、新盆を行う時期を調整することもあります。家族や親族と新盆を行う時期について相談しておくと安心です。

宗教・宗派ごとの新盆の違い

宗教や宗派ごとに新盆の考え方に違いがあるので注意が必要です。

浄土真宗は、「ご先祖様はずっとそばにいる」という考えのため新盆は行わない場合が一般的です。

ご先祖様は、阿弥陀如来により極楽浄土に往生しているという考えから、そもそも死後の世界の存在がありません。

そのため迎え火・送り火をしたり、盆提灯を灯したり、精霊馬をつくることはないようです。

お盆の代わりに歓喜会(かんぎえ)という仏様への感謝と祈りをささげる法要や法話を行います。

真言宗は、供養方法(追善供養※)に違いがあります。

※故人に対して、冥福を祈る供養。

真言宗のお供え物は、一般的なお供え物(線香、供花、灯明、浄水、霊供膳)のほかに水の子と閼伽水(あかすい・あかみず)を作ります。


水の子は、蓮の葉に賽の目切りしたナスを飾ったお供え物です。仏様へのお供え物、餓鬼道に落ちた人へのお供えものという考えがあります。


閼伽水は、ミソハギや季節の花を束ね深いお皿に水を入れて供えます。

日蓮宗は、一般的な新盆を行います。

お供え物の並べ方に特徴があり、仏壇の前には「精霊棚」という特別な棚を設けます。

ご先祖様が少しでも早く帰ってこれるようにキュウリの馬とナスの牛を作ります。精霊の道案内となるほおずきと笹竹を作ります。餓鬼に対する施食の意味として水の子。煩悩を鎮めるためのミスハギを供えます。

精霊棚には、真菰(まこも)と呼ぶゴザのような敷物を敷きます。

宗教や宗派によって新盆のお供えするものは違いますが、故人を偲ぶ気持ちに変わりはありません。昔からのしきたりを大切にしたいですね。

新盆の準備について

一般的なお盆と違い、親族や故人と親しかった友人をお招きして法要を行います。

お寺の住職に法要の手配、参列者の返礼品の準備、新盆法要当日の服装の準備があります。

お寺へ法要の手配

お寺の住職に新盆の法要の手配を行います。

新盆は、お盆の中日である14日~15日に行うのが一般的で、他の方と法要の日にちが重なりやすいため早めの準備が必要です。

  1. 新盆を行う日程と場所を決める。
  2. お寺にご相談する。
  3. お布施を用意する。

新盆は、自宅以外にお寺やお墓、法要会館、葬儀会場などさまざまな場所で行うことができます。法要を行う場所によって参列者の負担になることがあるので十分な配慮が必要です。

参列者へ連絡・返礼品の準備

新盆の日程や場所が決まったら、参列者へ連絡します。参列してくださる方へ返礼品の準備も行います。

参列者へ案内状を送る際には、参加不参加の有無がわかるように明記した往復はがきを投函します。お盆の中日は、法要会館、葬儀会場は予約が埋まってしまうことがあります。数か月前から案内を送るようにしましょう。

参列者の人数の確認がとれたら返礼品の手配をします。当日に急遽参加される方のために少し多めに手配しておくと安心です。

新盆法要の服装マナー

新盆は、故人が亡くなられてから初めて迎えるお盆のため、フォーマルな装いが求められます。

こちらで新盆に参列する際の服装マナーをご紹介します。

男性の新盆の服装

男性の新盆の服装は、喪服(ブラックスーツ)を着用します。

喪服のジャケットのかたちは、ビジネススーツと同じですが濃染加工をした濃い黒をしています。最近は、スタイリッシュなシングルのジャケットが一般的になっています。

一般的なレギュラーカラーの白無地のワイシャツ、お葬式などの弔事用の黒無地のネクタイを着用します。紐タイプの内羽根式のストレートチップの革靴がおすすめですが、必ずストレートチップの革靴でなければいけないことはありません。ベルトは革靴の色と統一するため黒にします。

ネクタイピンや指輪など光物の装飾品は極力避けましょう。

新盆の準備が大変な時は、喪服レンタルしよう!

最近は、新盆を自宅以外の場所で行う方も増えています。法要会館や葬儀会場では、他の参列者と会うためフォーマルな装いが求められます。また新盆は、お盆の中日である14~15日に行うのが一般的のため喪服とワイシャツ、ネクタイ、革靴と小物まで用意するのはとても大変です。

実際に限られた日にちの中で紳士服量販店で喪服やワイシャツ買う時間が難しい方もいます。

スマホからインターネットの喪服レンタルのお店を利用する方が増えています。

以下に、実際私が利用した喪服レンタルのお店をご紹介します。日本の中心である静岡県からクロネコヤマトでのお届けで喪服を即日発送していただき新盆の参列に間に合うことができました。

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葬儀の画像

まとめ

今回は、新盆の準備や服装マナーについて解説しました。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

  • 新盆は、故人が亡くなられてから初めて迎えるお盆。
  • 宗教や宗派ごとに新盆の考え方に違いがある。
  • 新盆は、お盆の中日に行うため早めの準備が必要。
  • 新盆の準備が大変な時は、喪服レンタルしよう!

新盆は、故人が亡くなられて初めて迎えるお盆となるため法要を行います。親族や親しい友人を招くためフォーマルな装いをする必要があります。お盆の中日である14~15日という限られた日にちの中で、喪服を用意するのは大変です。

喪服を用意するためにレンタルすれば、時間と手間を省けます。新盆の服装を用意する際には、インターネットのお店で喪服レンタルも是非ご検討ください。

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