- 男性のお盆の服装は?
- 新盆で気をつけたいことは?
- お盆の服装マナーを知りたい!
お盆は、どんな服装をすればいいのか悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する「お盆の服装マナー」について確認すれば、お盆の適した服装について確認することができます。
実際に私はご葬儀・法事に関連するお仕事に従事しており、日本のお盆の風習についても勉強しているからです。
この記事では、お盆の服装マナーについてご紹介します。
この記事を読み終えると、今後、男性のお盆服装について迷うことなくご遺族様と良好な関係を築くことができます。
男性のお盆の服装は?
お盆では、親族や近所の方とお会いする機会がありますし、お墓参りでは他の参拝者と会うので服装マナーに気をつける必要があります。
一般的にお盆やお墓参りに決められた服装はありませんが、普段着の場合は特にだらしのない恰好は避けましょう。
カジュアルな服装や露出がある服装は特に印象も悪くなってしまいます。お盆やお墓参りに適した服装とは言えません。
例えば、上下ジャージ姿でサンダル履き。アロハシャツにハーフパンツを穿く。など。
男性のお盆の服装マナーやルールはありませんが、TPO(時、場所、場合)に応じて服装を選ぶことが大切です。
お盆の服装で暑さ対策する
お盆の時期は、8月中旬に迎える旧盆(8月13日から8月16日までの4日間)と首都圏をはじめ一部の地域では、7月中旬に迎える新盆(7月13日~16日(金)の4日間)です。
※沖縄など旧暦をお盆にする地域もある。
そのため、お盆は夏で湿度も高く暑いことが多いことから、服装の色を工夫して暑さ対策をする必要があります。
例えば、スラックスに白無地のワイシャツといった服装といった喪服にノーネクタイのスタイルもおすすめです。
喪服と小物一式を揃えておけば、フォーマルな装いをすることができてマナーがなっていないと思われません。親族とお墓参りをすることができます。
カジュアル衣料品店のしまむら、アベイル、ユニクロや総合ディスカウントストアのドン・キホーテにも喪服の代わりになるような服装はありますが、色やかたちがふさわしくない場合があるので注意が必要です。
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お盆は、オシャレを楽しむ場ではない
お盆は、数年ぶりに親族と再開するため普段よりもオシャレをしたいと考える方も多くいます。
とは言え、お盆は、オシャレを楽しむ場ではありませんので注意が必要です。
基本的に弔事の服装マナーである白や黒を基調とした服装として、「シンプルで落ち着いた服装」を心がけましょう。
- ワイシャツは、白無地がベスト。一般的なレギュラーカラーがおすすめ。
- ズボンは、しっかり腰骨の上まで上げて穿く
- 光物の装飾は極力避けること
お盆は、地域の風習やしきたりもあるので参加する前に服装について確認しておくと安心です。
初盆の服装
初盆は、いつものお盆よりフォーマルな服装を心がける必要があります。
男性の初盆の服装についてご紹介します。
初盆は、喪服で参加することが多い
初盆とは四十九日があけてから初めて迎えるお盆のこと。
亡くなった方が初めて里帰りするお盆ですので、いつものお盆よりも大切な行事だと考えられています。
初盆では、お坊さんを招き読経を上げてもらいます。関係の深い親族や親交のある友人や地域の方も呼びお焼香をして供養します。その後みんなで会食する場合もあります。
いろんな立場の方とお会いする機会がある、初盆では喪服で参加することが一般的です。
初盆の後のお墓参りも喪服を着用する
初盆での供養と会食が終われば、お墓参りをすることもあります。
法要の後にお墓参りの服装は、そのまま喪服を着用しましょう。
初盆の案内に「平服でお越しください。」と記載されている場合は、普段着でよいという意味ではありません。案内した方のお心遣いととらえて喪服を着用するのがマナーです。
初盆でどのような服装がふさわしいか不安な方は、初盆に参加する方に意見を聞くのもよいのではないでしょうか。案内状を出した方に服装について直接確認するのも問題ありません。
男性の初盆の服装マナー
男性が初盆の法要やお墓参りに行くときの服装について確認しましょう。
男性は、基本的に喪服(ブラックスーツ)を着ていくことをおすすめします。
喪服は、ダブルのジャケットでボックス型で漆黒(黒色が濃いほどフォーマル)をイメージする方が多いと思いますが、、、
最近の喪服は、形はビジネスで着る黒のスーツと同じです。濃染加工をした濃い黒をしていても、シングルのジャケットは、ダブルよりもスタイリッシュに見えるためスーツのイメージに近いです。
そのため、初盆の服装マナーとして喪服をおすすめします。
白無地のワイシャツを着用します。黒色か紺色など地味で目立たない色味のネクタイを締めます。ネクタイピンなどの装飾品はなるべくつけないようにします。
靴下は、なるべく折柄のないものを履きます。ベルトと靴も黒色で統一しましょう。
初盆では、必ず喪服を着用する必要はありませんが、落ち着いた地味な色合いで統一すれば間違いはありません。
初盆は、服装マナーに気をつけたい
初盆では、お坊さんを招き読経を上げる法要とその後のお墓参りがありそれぞれの立場にあわせた服装マナーがあります。
初盆の場合において、特に故人や親族から関係の深い方は服装マナーに気をつける必要があります。
どの立場においても、初盆はお坊さんや親せきなど知人など色々な立場の方と会うため喪服になります。
案内状に「平服でお越しください。」と記載されても、普段着はNGです。他の参列者にと服装を合わせることが大切です。
初盆は、親族にとって四十九日後の初めて迎えるお盆になるため、大切に供養をしたいと考えることが多くいます。
初盆に喪服レンタルしよう
いつもと違うお盆になるため、喪服を用意することを基本としてその場にふさわしい恰好をすることが大切です。
とは言え、喪服とワイシャツ、ネクタイ、革靴と小物まで用意するのはとても大変です。
そのため喪服がない方は、レンタルで用意することをおすすめします。
最近の喪服は、シングルのジャケットが主流でスタイリッシュなシルエットなため初盆の格好にふさわしいと言えます。
以下に、実際私が利用した喪服レンタルのお店をご紹介します。アパレル業界のスタッフが運営していることからこれでいいか…からこれがいい!と思える喪服をレンタルすることができました。
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まとめ
今回は、男性のお盆の服装は?新盆で気をつけたい3つのポイントについて解説しました。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 初盆は、喪服で参加することが多い
- 初盆の後のお墓参りも喪服を着用する
- 喪服レンタルがおすすめ!
男性が初盆までに喪服を用意するのは大変です。最近の喪服は、「スーツと同じ形」と「コスパのよさ」から、インターネットのお店で喪服レンタルする男性が増えています。是非参考にしてください。