お仏壇にお供えしていけないことは何?3つのポイントとマナーを解説!

  • 2024年8月10日
  • お盆
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  • お仏壇にお供えしてはいけないものは?
  • お供え物を贈る時のマナーは?
  • お供え物の飾り方は?

こんな悩みを解決できる記事になっています!

実際に私もこのお仏壇にはお供えしてはいけないことを知ったことで恥ずかしい思いや失敗をすることがありませんでした。

実は、この記事で紹介する「お仏壇のお供え物」について確認すれば、仏教の教えの五辛(お仏壇にお供えしてはいけないもの)とマナーがわかります。

お盆やお彼岸にお供え物を贈る時のマナーもわかるのでぜひ参考にしてくださいね。

お仏壇のお供え物

お供え物は、ご先祖様の供養をし感謝の意を伝えるためのものです。

お仏壇へ毎日手を合わせる際にお供え物をします。

仏教の五供という教えから、小さなコップにお水を入れてお茶碗にご飯をよそいお供えします。花を供えて、ろうそくに火をともし線香を供えて手を合わせます。

弔問や法要の際のお供え物は、日持ちのよいゼリーやようかん、ミカンやリンゴなどの果物をお供えします。

実際には、お仏壇のお供え物としてNGなものもいくつかあります。どのようなものがふさわしくないかご紹介します。お盆やお彼岸の前に、弔問や法要の際のお供え物について確認しておきましょう。

お仏壇にお供えしていけないことは何?

お仏壇にお供えしてはいけないものを考える時3つのポイントがあります。

  1. ご遺族に迷惑のかからないものを選ぶ
  2. 仏教の教えの五辛がある
  3. 宗派によってお供えしてはいけないものがある

ご遺族に迷惑のかからないものを選ぶ

お仏壇のお供え物としてご遺族に迷惑のかからないものを第一に選びましょう。

弔問者からお供え物をいただいたら、一度お仏壇にお供えするため日持ちのしない食べ物はおすすめしません。ケーキやシュークリームなどの洋菓子は、生クリームが溶けてしまうため避けましょう。

特に夏のお盆や春と秋のお彼岸の弔問では、気温が高くなる傾向があるため注意が必要です。

肉や魚の加工品は、殺傷をイメージするためご遺族が不快に感じることもあるので避けた方がいいでしょう。命の宿すものを供えることは、仏教の教えに背くとされています。

ニオイの強い食べ物は、お部屋全体が嫌なニオイがすることもあります。またお仏壇を汚す恐れのあるスープや汁物の食べ物も避けた方がいいでしょう。

ご遺族の立場になって考えた時に、有難迷惑になるような食べ物は控えるのが大切です。

食べ物意外にお花を供える方もいます。

一般的には一般的にトゲや毒のある花、赤い花、ニオイの強い花を飾ることは避けた方がいいと言われています。

トゲのある花は、殺生や怪我を連想するため供花としてふさわしくありません。毒のある花は、ご先祖様に毒を捧げる行為になるため絶対に避けましょう。身近な有毒植物としてスズラン、ヒガンバナ、アサガオ、アセビ、レンゲツツジ、クワズイモ、コンフリー、イヌサフランがあります。

赤い花は、華やかなイメージがあり弔事には不向きと言われています。代表的な赤い花には、チューリップ、ハイビスカス、ダリア、ポインセチアがあります。

化粧品や香水にも使われるいい香りがする花は、供花として不向きです。三大フローラルノートのバラ、ジャスミン、スズランは避けましょう。

また、フレグランスとして使われるピオニー、スパイシーな香りと甘い香りが合わさったストック、フルーティーな香りのフリージア、強い甘さのある香りがする水仙、すっきりとした香りのヒヤシンスもNGです。またいい香りのする花は虫を呼び寄せてしまうことがあるためご遺族にご迷惑をかけてしまいます。

花が頭から落ちてしまう花は、死を連想させるため避けましょう。椿、牡丹の花は、花びら一枚一枚がひらひらと落ちるではなく、花びら全体がぼとっと落ちます。その姿から人様の首が落ちるとイメージすることから縁起がよくないと言われています。

仏教の教えの五辛がある

仏教の教えの中に、お仏壇にお供えしてはいけないものとして五辛(ごしん)があります。

五辛(ごしん)とは、文字通り4つの辛い食物(野菜)です。

  1. にら
  2. にんにく
  3. ねぎ
  4. らっきょう
  5. のびる※地域によっては、のんびると呼ぶ場合もある。

仏教の教えの中で辛い食物(野菜)は、情欲(物をむさぼりそれに執着する心)と怒りも増やすと言われているのでお供え物として絶対にNGです。

宗派によってお供えしてはいけないものがある

仏教の宗派によってお仏壇のお供え物で禁物となっているものもあります。

曹洞宗のお供え物の考え方桃は天界の食べ物とされ、桃をお供えすることで成仏できずにいる者や、飢えと渇きに苦しむ餓鬼の者が寄ってこないと考えられている。

お盆は故人の魂がこの世に戻ってくる時期なので、天界の食べ物とされる桃をお供えすると故人の魂まで退けてしまうと考えられているため曹洞宗のお盆では、桃をお供えしてはいけません。

まとめ

今回は、お仏壇のお供えしてはいけないものとマナーについて解説しました。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

  • ご遺族に迷惑のかからないものを選ぶ
  • 仏教の教えの五辛がある
  • 宗派によってお供えしてはいけないものがある

弔事や法要でお仏壇にお供え物をする際には、ご遺族に十分配慮することが大切です。

お仏壇のお供え物は、仏教の教えからお供えしてはいけないものがあることも忘れずにいてください。

なお弔事や法要の服装は、フォーマルな装いが求められます。

以下に、私が利用したアパレル業界のスタッフが運営している喪服レンタルのお店をご紹介します。

弔事や法要の際には、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるためのお供え物選び以上に服装マナーが大切です。ぜひ参考にしてください。

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