男性が夏のお葬式に参列する際の服装について、わかる記事となっています。
- 男性の夏のお葬式の服装は?
- 夏の喪服のマナーを知りたい
- お葬式の猛暑対策を知りたい
私はご葬儀・法事に関連するお仕事に5年以上従事しており、夏のお葬式の服装マナーや猛暑対策について役立つ情報を調べました。
日本の夏はジメジメして蒸し暑いことから「喪服の着こなしを崩したいけど、服装マナーは大丈夫かな!?」と悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介している「夏のお葬式の服装と暑さ対策」をすると、誰でもコストをかけずに快適に過ごせる喪服を用意することができます。
なぜなら、実際に私も夏用フォーマルスーツをレンタル利用したことで魅力を体感できたからです。
この記事では、夏のお葬式の服装マナーと私が利用した喪服レンタルサービスについてご紹介します。
前半の記事では、男性の夏のお葬式の服装マナーについてまとめました。
後半の記事では、お葬式の猛暑対策と喪服レンタルをおすすめする理由について詳しく解説します。
この記事を読み終えることで、男性が夏にお葬式に参列する際のふさわしい服装を用意することができます。
夏のお葬式の服装は?
夏のお葬式で、暑いからといって喪服を着崩すことはNGです。
なぜなら、夏のお葬式における服装マナーは、他の季節と変わらないからです。
季節に関係なくお葬式にふさわしい服装で参列するようにしましょう。
準喪服のブラックスーツ
夏でも準喪服のブラックスーツを着用するのが一般的です。
そのため、一見地味な印象になるグレーや濃紺などのビジネススーツは避けた方がいいでしょう。
また最近の猛暑対策としてクールビズを推奨していますが、お葬式ではフォーマルな装いが求められるためNGです。
涼しく快適に過ごせるように軽涼タイプの夏用のフォーマルスーツを着用することをおすすめします。
長袖の白無地のワイシャツ
夏でも長袖のワイシャツを着用しましょう。
お葬式の最中に、ジャケットを脱がない場合であっても半袖のワイシャツはおすすめしません。
なぜなら、お通夜やお葬式などの弔事の服装において肌の露出はなるべく控えた方がよいからです
実際に、準喪服のブラックスーツのジャケットに半袖のワイシャツを着用すると、腕を真下に下した時に肌の露出してしまいますよね。
これは、喪服の服装マナーに限ったことではありませんが、スーツ見せ方として、ジャケットを身に着けた時、腕を真下に下したときにワイシャツが見えないのはNGだからです。
猛暑対策は、軽涼タイプの夏用のフォーマルスーツを着用することをおすすめします。
無地の黒いネクタイ
お葬式では、黒い無地のネクタイを締めます。
生地に厚みがあるタイプを選べば、フォーマル度がアップします。
夏は、ネクタイを締めると暑く感じるため少し緩めたり、人によってはノーネクタイにしたいと思います。
ご遺族や他の参列者の方とあいさつを交わしたり、お焼香をする際に、ネクタイがふさわしくない締め方だとだらしなく見えるので注意してください。
ネクタイの結ぶ時は、カジュアルな印象に見えるのでくぼみを作らないようにしましょう。
ふくらはぎくらいの長さの無地の黒い靴下
お葬式では、無地の黒い靴下を履きます。
靴下の色と喪服の色、後ほど紹介する革靴の色は、全て黒色で統一します。火葬の後などに行う精進落しなどの会食する際には、革靴を脱いで座敷に上がることも考えられます。黒以外の靴下は、目立つので避けましょう。折柄のないものがフォーマルです。
夏で暑いから靴下の長さをスポーツタイプのアンクルソックスを履くのはNGです。お焼香のために歩く時や椅子に座った時など、足首が見えないようにふくらはぎくらいの長さの靴下がおすすめです。
ふくらはぎくらいの長さの無地の黒い靴下は、ユニクロ・しまむらなどのカジュアル衣料品店、ディスカウントストアのドン・キホーテ、駅前のコンビニでも買うことができます。
足元は、首元と同様に目立つので、お葬式にふさわしい靴下を用意しましょう。
ストレートチップの革靴がフォーマル
お葬式では、内羽式のストレートチップの革靴がフォーマルです。
ストレートチップの革靴が用意できない場合は、ステッチのないプレーンタイプの革靴でも構いません。
本革の靴は、死を連想することから避けられていましたが、最近はあまり気にする人がいないようです。軽くては履きやすい合皮の靴を履く方が増えています。
エキゾチックな印象のワニ革(クロコダイル)、カジュアルシューズによく使用される豚革などは避けた方がいいでしょう。
夏の猛暑対策、お葬式を快適に過ごす喪服の選び方
男性が夏のお葬式に参列する際には、服装マナーを抑えつつ涼しく快適に過ごしたいですよね。
こちらの記事で、夏の喪服の選び方と3つの猛暑対策についてご紹介します。
1,夏用メンズフォーマルスーツを着用する
喪服は、濃染加工をした濃い黒をしているため熱を吸収しやすい傾向があるため、夏に快適に過ごせる生地や素材を選ぶとよいです。
実際に喪服には、春・夏・秋・冬、一年を通して着用できるオールシーズンフォーマルスーツと梅雨時期の6月~夏が終わる9月までにおすすめなサマーフォーマルスーツの2種類があります。
夏のお葬式は、暑い時期に快適に着られる軽涼タイプの喪服を選ぶのがおすすめです。
オールシーンフォーマルスーツしか持っていない方は、喪服レンタルも検討しましょう。
2,シングルのジャケットを着用する
夏は、シルエットがスッキリとした形のジャケットを選んだほうが涼しさを感じられます。
喪服のジャケットには、シングルとダブルの2種類がありますがシングルをおすすめします。
二つボタンのシングルのジャケットで清涼感を出すことができます。
3,ボンは、ワンタックもOK
喪服のズボンは、ワンタック※入っているタイプをおすすめします。
※パンツのウエスト部分から下に向かって入っているヒダ。
ウエスト部分にアジャスターが付いているズボンを選べば、ウエストの微調整が可能になるので多少の暑さ対策も可能です。
葬儀会場によっては、オールシーズンのフォーマルスーツを着用する
最近は、お葬式を葬儀会場で行うことが一般的になっています。
そのため冷房の効いた室内では、夏用フォーマルスーツでは寒いと感じる男性もいるかもしれません。
春・夏・秋・冬、一年を通して着用できるオールシーズンフォーマルスーツで夏の防寒対策も検討してみてください。
どちらの喪服も紳士服量販店で購入すると1着あたり5万円前後かかりますし、ワイシャツ、ネクタイなどの小物一式揃えると10万円以上かかることもあります。革靴まで揃えるとさらに費用がかかります。
礼服や喪服、リクルートスーツを扱う紳士服量販店よりも、必要な時に喪服レンタルが最適だと思います。
喪服レンタルを利用する
夏のお葬式の服装マナーは、他の季節と変わらないから喪服を着用します。
快適に過ごせる夏用フォーマルスーツを用意するか、冷房が効いた葬儀会場の場合にはオールシーズンフォーマルスーツを用意する必要があります。
なぜなら、肌の露出を抑えるために、長袖のワイシャツ、黒無地のネクタイ、黒い靴下、革靴も用意する必要があるからです。
実際に、男性がお葬式までに紳士服量販店に行って喪服や小物一式まで用意するのは大変だと感じる方も多いです。
そのため、夏のお葬式にふさわしい喪服は、レンタルがおすすめです。
喪服レンタルなら、業界に精通したスタッフが、商品を提供しているため外さないスタイルをレンタルできるからです。
特に夏用フォーマルスーツは、着用する機会が少ないので喪服レンタルがコスパが良いと思います。
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まとめ
今回は、男性が夏のお葬式に参列する時の服装マナーについて解説しました。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 暑いからといって喪服を着崩すことはNG
- 夏用フォーマルスーツで快適に過ごす
- 紳士服量販店より喪服レンタルがコスパがいい!
夏のお葬式の服装選びで大切なのは、「暑くてもフォーマルな装いをすること」です。特に夏用フォーマルスーツは、着る機会が少ないため紳士服量販店で買うより喪服レンタルがお得です!
ぜひ参考にしてください。