喪服にネクタイピンつけていい?選び方や注意点について

  • 葬儀にネクタイピンを着けてもいい?
  • ネクタイピンの選び方は?
  • ネクタイピンの注意点

お葬式に着用する喪服にネクタイピンをつけてもいいか悩みますよね。

ネクタイピンは、ネクタイを固定するアイテムとして重宝しますが、葬儀のマナーとしてふさわしいでしょうか?

こちらの記事では、葬儀でのネクタイピンのマナーとアクセサリーに関する考え方について解説します。

ネクタイピンとは

ネクタイピンは、ネクタイのズレやふらつきを防止するアイテムです。

ネクタイピンで固定していないとだらしなく見えるだけでなく、手を洗った時にネクタイが濡れたり食事中に飲み物やスープに入って汚れるのを防ぐことができます。

また、ジャケットを脱ぐとワイシャツにネクタイのスタイルになり少しのズレやふらつきが気になります。

このようにネクタイピンは、身だしなみを整えるだけでなく実用面にも優れたアクセサリーです。

ネクタイがワイシャツの生地に擦れると生地が傷むことがあるのでネクタイピンで固定する方もいるようです。

ネクタイピンを使うタイミング

ネクタイピンを使うタイミングは、主にスーツのジャケットを脱ぐときです。逆に言うとジャケットを着ているときはそもそもネクタイがふらつく心配がないため使う必要はありません。

葬儀でネクタイピンをつけていけない理由

一般的にネクタイピンをつけて参列してはいけない理由は4つあります。

1.葬儀のマナーにふさわしくない

葬儀に参列する際は、光物の装飾は極力避けるのがマナーです。

特にネクタイピンは、光沢のあるものが多く華やかな印象になるためNGです。

男性の参列者は喪服を着用しますので、黒色の喪服に光沢のアクセサリーは悪目立ちするのでおすすめしません。

ネクタイピンは、おしゃれ目的につける方もいるので、カジュアルな印象を与えてしまうので注意が必要です。

2.ネクタイピンの必要性がない

ネクタイピンは、ネクタイのズレやふらつきを防止するアイテムですが、しめやかに行われる葬儀ではネクタイが揺れ動くことが少ないです。

ビジネスシーンでは、身だしなみを整える目的とオシャレを意識するのでネクタイピンは重宝しますが、葬儀ではネクタイピンの必要性がないと言えます。

3.喪服のジャケットは脱がない

葬儀に参列するときは、基本的に喪服のジャケットを脱ぐことはありません。

服装マナーとしてなるべく肌の露出を抑えるためです。

ネクタイピンを使うタイミングは、ジャケットを脱ぐときなので喪服にネクタイピンは必要ないと言えます。

4、暑くてジャケットを脱いだ場合も、ネクタイピンつけない

夏の葬儀では、ジメジメとした蒸し暑いのでジャケットを脱ぐ場合もあります。喪服のジャケットを脱ぐ場合にネクタイピンをつけるべきか解説します。

葬儀に参列する際の服装マナーとして、光沢のある装飾品は避けるべきと言われています。光沢のあるアクセサリーは、華やかな印象を与えるため失礼に当たります。

そのためジャケットを脱いだとしても、ネクタイピンはつけない方がいいでしょう。

しめやかに行われる葬儀であるため、身体を動かすことはほとんどありませんので必要性は少ないです。

ネクタイピンがどうしても必要な時の選び方

ネクタイの動きが気になる方は、光沢のないネクタイピンを選びましょう。

喪服に合わせる黒いネクタイが長い場合には、どうしてもネクタイピンをつけたい人もいるでしょう。

その場合、黒色で光沢がないものを選ぶようにしましょう。光沢がないものでもシルバーのネクタイピンは派手な印象を与えるのでさけてください。。

喪服と同じ黒色かグレーなど目立たない色のネクタイピンを選びましょう。

葬儀の服装マナーとして、真珠は涙の象徴と言われています。故人に哀悼の意を示す意味でも真珠のアクセサリーは好まれます。

葬儀用でネクタイピンとして真珠がついたものを使うこともできます。真珠は、女性のアクセサリーのイメージが強いので他の参列者の服装やアクセサリーをチェックしてみるのもおすすめです。

真珠のアクセサリーは、白真珠は少し華やかな印象を与えるためふさわしくありません。

まとめ

今回は、喪服にネクタイピンつけていいのかについて解説しました。

喪服にネクタイピンは、華やかな印象になるのでふさわしくありません。一般的にネクタイピンをつけて参列してはいけないことを覚えておきましょう。

どうしてもネクタイピンをつけたい場合は、黒色で光沢がないものか真珠がついたものを使うこともできます。ぜひ参考にしてください。

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